マッチングアプリに依存してしまう5つの原因をご紹介

「依存」とは、アルコール、薬物、ギャンブル、など、特定の物の使用や行為をくり返すことで、それがなくてはならない状態になり、自分ではコントロールができなくなり、健康な生活が送れなくなることを指します。

世の中には様々な依存性があって原因も様々です。その中でも今回は「マッチングアプリに依存してしまう原因」を5つ紹介していきます。

「自分は大丈夫」と思っていても既に依存してしまっているかもしれません。今回の記事を読んで、冷静に自分を見つめなおしてみましょう。

原因１：手軽さ

マッチングアプリはスマホ１つあればいつでも登録・利用することが出来て、いつでもどこでも使えるということが最大の利点です。

この「手軽さ」は自分のことをきちんと管理できる人なら非常に便利です。

一方で、のめり込みやすいタイプの人はいつでも使用できることが原因で「気づいたらマッチングアプリを開いている」「マッチングアプリを開かないと落ち着かない」という状態から中々抜け出せなくなります。

「暇さえあればマッチングアプリを使用している」という人は自分でも気づかない間に依存してしまっているかもしれません。

「依存しているかもしれない」という人は「マッチングアプリを使用する時間は◯◯時〜××時の間だけ」といったルールを決めて使用しましょう。

原因２：課金

マッチングアプリを利用して出会うには、月額料やメッセージ料金などの「課金」がどうしても必要になりますよね。

実はこの「課金」という行為が「サンクコスト効果」といって依存する原因になっていることもあります。

「サンクコスト効果」とは「すでに支払ってしまい、取り返すことのできない金銭的・時間的・労力的なコストを取り戻そうとする心理」のことです。

マッチングアプリで例を出すと「合計5万も課金しているのだから出会えないまま終わってしまうともったいない」という心理から中々やめられない状態です。

すでに支払った5万は「出会っても出会えなくても取り返せない」ので、この5万を判断基準にした時点で合理的な判断が出来ていませんよね。

こういった状態にならないようにするには「〇〇円使った時点でやめる」という具合に最初から投資する金額を決めておくことでサンクコスト効果による依存を防ぐことが出来ます。

原因３：より高い理想を求めてしまう

マッチングアプリには何千万人という会員がいるので様々な人に出会うことが出来ます。

色々な人に出会えるということは決して悪いことではないのですが、様々な人に会えば会うほど「あの人も良いけどこの人も良いな」「もっと良い人がいるはず」という状況になり「決め時」「やめ時」がわからなくなってしまいます。

その結果マッチングアプリに依存している人も多いです。

こういった状況に陥らないためには「目の前の人と真剣に向き合う」「ひとりひとりの出会いを大切にする」といったことを心がけると良いでしょう。

この心がけをすることで「もっと良い人がいるかも」でやめられなくなることを防ぐことができるのと同時に「出会うことの素晴らしさ」を感じることができるようになります。

原因４：孤独感

日常生活で感じる「孤独感」も、寂しさを埋めるためにいつでも気軽に人との繋がりを持つことが出来るマッチングアプリに依存してしまう原因のひとつです。

「孤独感」はとても辛いうえに誰でも感じることがある感情なので「自分は大丈夫」と思っていてもある日突然飲み込まれてしまい「気づいたら何かに依存している」ということはよくあります。

孤独が辛いと感じる時のほとんどは「あのカップル楽しそうだな」「あいつは彼女がいるけど自分はひとり…」といったように他者と自分を比べた時ですよね。

なので、まずは他者と比べることをやめましょう。それからひとりでも楽しめる趣味を見つければ「孤独感」に飲み込まれてしまうこともなくなるので、寂しさを埋めるための依存を防ぐことが出来ます。

原因５：承認欲求

人間には「承認欲求」といって、他者から認められたい欲求があり、その欲求が満たされる快感から何かに依存してしまうことも。

マッチングアプリでいえば「いいね！」や「女性からのメッセージ」をもらえることで「承認欲求」が刺激されるので、この快感を求めてマッチングアプリが中々やめられなくなってしまい、依存に繋がります。

この「承認欲求」は自己肯定感が低いと強くなる傾向があるので、まずは自分を好きになる事で「承認欲求」に対する依存を防ぐことが出来ます。

まとめ

今回はマッチングアプリに依存してしまう5つの原因をご紹介しました。

1. 手軽さ故にやめられない
2. 課金によるサンクス効果
3. より高い理想を求めてしまう
4. 孤独感による寂しさを埋めるため
5. 承認欲求を満たすため

この記事を読んでドキッとした方もいるのではないでしょうか？

「自分は大丈夫」と思っている人でも気づいたら依存してしまっていることもあるので、一度立ち止まって自分を客観視して見ると良いかもしれません。

今回の記事を読んで、あなたが健康で幸福な人生を送れることを願っています。